『情熱大陸』猛禽類専門の獣医師!ワシの獣医ってどうやってなるの?

獣医師斉藤慶輔

こんにちは~^^獣医師のanicoです♪

 

2018年5月13日に放送されたTBS【情熱大陸】の中で、世界でも珍しい猛禽類専門の獣医師、斉藤慶輔さんが取り上げられていました。

 

同じ職種として並ぶにはあまりに偉大過ぎる斉藤先生ですが(;´∀`)

 

今回は【情熱大陸】で紹介されていた先生の活動と共に、ワシ(猛禽類)の獣医師になった理由や現在の動物病院のこと、そしてこれは個人的なことなんですが、ワシの獣医のなり方についてもご紹介していきたいと思います!

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ワシ猛禽類専門獣医師って?毎日何をしているの?

斉藤慶輔氏

 テレビで紹介されたのは日常のごく一部なんでしょうが、それでも十分日々の多忙ぶりを察することができました。一例として、

 

  • 列車にはねられたオオワシの幼鳥など、傷ついた野鳥の保護と治療
  • 死んだワシ等の引き取りと、死因の考察
  • 保護した野鳥の経過観察と、野生にかえす日の調整
  • 野生に戻せない鳥の終生飼育(死ぬまで面倒をみる)
  • 世界中からまいこむ相談への対応(番組内ではドイツから問い合わせ)
  • 北海道中からまいこむ保護や治療依頼への対応
  • 環境治療のためのアイテムの開発など
  • 春になると宗谷岬(北海道の最北端)に出向き、ワシの見送り(無事サハリンに渡れるかな?のチェック)、などなど

 

いやいや、一例が多すぎっていう・・・

もうホント頭が下がります(;´∀`)

 

そもそも猛禽類専門の獣医師ってのは世界的にも珍しいので、その道の第一人者として先頭を走り続けてらっしゃるんですね。

 

そして先生は鳥がどんな状態でも一手に引き受けているそうなんですが、でも引き取りに行くだけで片道数時間とかかかってるんですよ。北海道、めちゃくちゃ広いので。

で、引き取って、持ち帰り、治療できる鳥は治療して、野生にかえせるならかえす、ダメなら終生飼育。

 

さらには環境省から委託された事業もあったり、いわゆる有識者として出向く委員会などもあるでしょうから、あああああ( ;∀;)

 

先生スーパーマンですか?

 

anicoも1日70時間くらいあればなんとかできそうです(`・ω・´)

 

ワシワシ(猛禽類)の獣医師になった理由は?

ワシ

先生は関東の大学『日本獣医畜産大学』(現在の日本獣医生命科大学、通称:日獣(ニチジュウ))出身です。

 

獣医師を目指した理由のひとつになってるかどうかは分かりませんが、先生のおじいさんも獣医師だったようです。

 

 

余談ですが、医者家系ってありますよね?親が医者で、子供も医者、孫も医者、親戚にも医者・・・みたいな。

 

個人的な感覚なんですが、獣医師はそういう医者家系のような家族間の因果?みたいなのは、医者ほどないような気がします。

もちろん親が獣医師って学生もいたにはいたんですが、医者ほどじゃない気がしてます。まあ別に統計とったとかじゃなく、ホントに感覚的なものなんですけどね^^;

あ、でも親が医者な学生はわりといたかな・・・獣医師あるあるなんですが、医者志望で獣医師をすべり止めに受ける人もわりといるんですよ~

 

…と、話がずれましたね(;’∀’)戻します!

 

斉藤先生は趣味が登山だったらしいのですが、学生時代にその趣味の登山で出会ったイヌワシに心を奪われ、猛禽類の獣医師になることを決められたようです。うーん・・・イヌワシに心奪われるってのがすごいですね。

anicoは猛禽類はかっこいいとは思うものの、自分のライフワークにしようとは思わないので、やっぱり「好き」って気持ちは強いんですねぇ。

 

ワシワシの獣医師になるには?

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このように、斉藤先生はイヌワシに一目惚れし、見事ワシの獣医師になりましたとさ。チャンチャン!

 

って簡単な流れには当然なりません。

 

獣医系の大学で習う内容は【犬・猫・牛・豚・鳥 > 馬・ヤギ羊・ウサギ・魚・ミツバチetc】といった感じで、ペットの代表的な犬猫や、産業動物の代表的な牛豚鳥にだいたいけっこうな時間が使われます。

しかも、鳥ってニワトリです。

 

なので、まあ基本的な生理なんかは応用できるんでしょうが、猛禽類専門を目指すとなると独学で勉強するところがかなり大きくなってくるかと思います。先生は、一人で、もんのっすごく勉強されたということです。ああ~またもやすごすぎる(/ω\)

 

あれ?でも、じゃあ・・・

 

そうなんです!逆に言えば、獣医師は自分で勉強すればどんな動物の専門家にでもなれて、治療ができるんですよ。

 

ちまたの爬虫類専門の動物病院なんかも、自分で爬虫類のことを勉強してなってるわけで。大学ではほとんど扱いませんからね、爬虫類(-ω-)

 

とまあそんな感じで、先生は『猛禽類専門の獣医師』になられたわけです。

 

ワシ現在、斉藤慶輔獣医師の働く動物病院とは?

エゾフクロウ

現在、先生は北海道の猛禽類医学研究所の代表として活躍されています。

 

この研究所は『保全医学をテーマとして活動する獣医療機関』として稼働している施設なので、ちょっと動物病院というと語弊があるかもですが^^;

 

サイトには研究所の活動の紹介と共に、野鳥の超かっこいい写真も満載なので、見ていただくと楽しいですよ^^

確かにワシのこんなかっこいい姿を見せられると、先生が心惹かれたのも分かる気がします。

 

ワシおわりに

猛禽類

番組内では、感電して足の指を失ったワシなどケガをして野生にかえれなくなった鳥たちの世話を、先生やスタッフさん達が懸命にされてました。

もちろん、死ぬまで面倒を見ます。

 

ワシなんかは好物のマス(魚)を1日1キロ食べるそうで、その費用はエサ代だけでも月50万かかっているとのことでした。

 

・・・・・・

そりゃ大変だ…( ゚Д゚)

 

国からの補助もない中その費用は研究所でまかなっているそうですが、こちらのHPでは寄付という形で間接的にワシのQOL(生活の質)を維持するためのサポートができるので、

 

ケガしたワシさんたちがんばれ~しっかり生きとくれ~!!

 

と思われる方は、ぜひ協力をお願いいたします^^

 

お読みいただきありがとうございました!

(写真は猛禽類医学研究所よりお借りしています)

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