猫はキャリーの中でも熱中症に!すぐにすべき安全な対処法と応急処置

猫の熱中症の応急処置・症状・対策とは?

こんにちは!獣医師のanicoです。

 

熱中症は犬に多いイメージを持たれてる方も多いと思いますが、猫も熱中症になります!

 

猫は犬と比べて暑さに強くはあるんですが、最近の異常な暑さには、やはりダウンする猫も多発しているようです。

 

しかも、飼い主のいない留守番中や、キャリーで運ばれる最中に…なんて話もよくあるんです。

 

今回は、

 

  • 猫の熱中症のよくあるパターン!いつ、どこでよく起こるの?
  • 猫の熱中症の症状と応急処置
  • 熱中症にならないための対策

 

についてお話していきたいと思います!

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そして、犬の場合は散歩中やドッグランなど外で熱中症にかかることが多いんですが、猫は一般的には、外で遊ばせたりお散歩させたりはしません。

 

 

と、いうことは?

 

 

そうです。お気づきのとおり、犬と違って猫の熱中症は、多くは家の中で起こっています。しかも、飼い主の留守中に起こるというパターンが多いなと個人的には感じています。

(ただし、外猫や野良猫は熱中症になっているのを発見されない=病院に連れてこられないため、あまり見かけないということも考えられますが)

 

 

「飼い主が朝仕事や学校で家を不在にし、夕方帰ってくると猫がぐったりしていた」

 

というのは、珍しい話じゃないんです。

 

 

また、外でなる場合は、

 

  • の中
  • キャリーで運んでる途中

 

というパターンもよくあります。

 

車内の後部はエアコンが届いてなかったり、日差しが降り注いでたりで、運転席と比べて意外に暑くなってる場合ありませんか??anicoはけっこう実感してるんですが、暑いですよね、後部座席(;´∀`)

 

また、キャリーの中も見てのとおり狭くて風とおりも悪いので、熱がこもって暑くなりやすいです。

加えて、キャリーで運ばれるといういつもと違う環境に置かれることで、猫が緊張して体温が上がることも、移動中に熱中症になりやすい原因となってます。

 

猫猫の熱中症の症状は?

猫の熱中症の症状は?

猫が熱中症になると、次のような症状が見られます。

  • 熱がある(耳や肉球が熱い、体温が40℃以上)
  • 呼吸がいつもより早い
  • 口を開けてハアハア息をしてる
  • ふらつく
  • 食欲がない
  • 元気がなく、ボーっとしている
  • よだれが多い
  • 吐き気・嘔吐
  • 下痢
  • 痙攣
  • 意識がない

初期症状としては、呼吸が浅く早くなるといった点です。

猫は犬と違って口を開けて呼吸をするってことがないので、口で息をしてる場合は熱中症を疑ってください。

 

猫猫が熱中症になった時の対処法と応急処置は?

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「猫が熱中症になったかも?」と思ったら、意識がない場合は病院に連れていくことを第一に、意識があれば、まず体温を下げることを考えてください!

具体例をあげると、

意識があれば、

  • エアコンをつける
  • 嫌がらなければ水を飲ませる
  • 霧吹きで水をシュッシュとかける
  • 水でぬらしたタオルやタオルでくるんだ保冷材を、首、わきの下、足の付け根(内また)にはさむ
  • ぬれタオルで体をくるみ、あれば扇風機やドライヤーの冷風をあてる

 

意識がない場合は、

  • 動物病院に電話し、タオルでくるんだ保冷材やぬれタオルなどで体を冷やしながら、できるだけ早く病院に向かう

ここで注意してもらいたいのが、次の2点です。

 

全身を冷水につけたりするのは体に負担が大きく、さらに逆効果になってしまう可能性があるので避ける
極端に体を冷やしてしまうと、逆に血管を収縮させてしまい、熱を下げることができなくなってしまいます。保冷剤をあてる場合も、必ずタオルなどでくるんでからにしてくださいね!
 
また、猫は犬と違って基本的に体に水をかけられるのを嫌がる生き物です。ムリに水をかけて冷やそうとすると嫌がって興奮してさらに体調を悪化させることにもなりかねないので、水をかけるのは水を嫌がらない猫ちゃんだけにして、嫌がる子には濡れタオルや霧吹き、アイスノンを使ってください。
 
体温を下げ過ぎないようにする
熱中症でぐったりと弱ってしまった体では、体温調節がうまくできません。冷やし過ぎて体温が下がり過ぎ、逆に低体温を招いてしまう可能性もあります。体温が下がり過ぎることがないように、こまめに(あれば体温計で)体温チェックをしながら冷やしてあげてください。
 
目安としては、39℃台まで下がれば一旦冷やすのはやめましょう。
 
 
また、意識がある場合でもその後また調子を崩すことがあります。できれば大事をとって病院に連れて行くことが一番ですが、ムリな場合は数日間は体調に注意してよく様子を見てあげるようにしてくださいね。(いつもと違う様子はないか、ウンチとおしっこはちゃんと出てるか、元気・食欲はあるか、などなど)

 

猫猫を熱中症にさせないための対策とは?

猫を熱中症にさせないための対策は?

猫を熱中症から守るためにできることは、次のようなことです。

  • 室温は26℃前後、湿度は50~60%くらいを目安に維持
  • 水はいつでも飲める状態にしておく
  • 5~9月の間は、留守中はエアコンを付けて室温を一定に保つようにする
  • 熱中症対策グッズを活用する(ひんやりマットとか)
  • 車内や移動時など、キャリーの置き場所に注意(直射日光など)
  • キャリーにタオルでくるんだ保冷剤を一緒に入れておく

などなど、対策は色々とれますね(*´▽`*)

猫に水をたくさん飲んでもらう方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。

猫が水を飲まない?飲む量をグングン増やす9つのコツ!
猫が腎臓病や尿石症なんかにかかったとき 「これからはお水をよく飲ませてあげてくださいね^^」 とか病院で言われるけど…… 飲まない! というかどうやったらいっぱ
2018-02-20 02:36

 

ただ、対策は色々とあるんですが、基本的には考えることはただ一つ。

 

 

どうすれば猫が暑がらないか?

 

 

これさえ常にしっかり考えてあげていれば、熱中症は防げます!!!

 

「留守中も窓を開けていた」という対策だけで今の夏を乗り切ることができないのは、もはや人の場合も同様です。エアコンをつけずに過ごしていたお年寄りが熱中症で運ばれるというニュースは、毎年聞きますからね。

 

猫まとめ

猫の熱中症まとめ

犬ほど多くはないものの、猫ももちろん熱中症になります。

 

特に夏場に家を留守にする場合は、発生する確率が高くなるので注意が必要です。

 

  • 熱がある(耳や肉球が熱い、体温が40℃以上)
  • 呼吸がいつもより早い
  • 口を開けてハアハア息をしてる
  • ふらつく
  • 食欲・元気がなく、ボーっとしてる
  • よだれが多い
  • 嘔吐・下痢
  • 痙攣
  • 意識がない

 

などの症状が見られた場合は、体を冷やしつつ、もし意識がない場合はすぐに動物病院に連れて行ってください。

その際は、病院に一言電話を入れておくとその後の処置がスムーズに進むので、猫とあなたのためにも必ず一報入れてから行くようにしてくださいね!

 

そしてそして、一番大切なことは、

 

熱中症は予防できる!!!

 

ということです。

 

猫を熱中症から守ってあげられるのは、飼い主であるあなただけなんです!

夏場は「猫はこの状態で暑くないかな?」ということを常に考えてあげて、猫を守ってあげてくださいね^^

 

 

ちなみに犬の熱中症についてはこちらになります^^よろしければ。

犬の熱中層の初期症状から末期症状まで
犬が熱中症で下痢?初期症状から末期症状までの特徴とは?
こんにちは~^^獣医師のanicoですっ♪ 犬も熱中症にかかるということはご存知の飼い主さんも多いと思いますが、 「じゃあ熱中症にかかるとどんな症状が出るの?」 というと
2018-05-13 14:51

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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