猫が何度もトイレに!オシッコがでない?若い猫に多い病気とは

部屋でまったり、猫の様子を観察してると……

 

あれ?こいつさっきからトイレに出たり入ったり何してんだ?

 

そっとトイレを覗いてみるも、オシッコをしている音がしない。

砂のかたまりもできてない。

それどころか血?みたいな色にかたまってる砂もある。

 

なんじゃこりゃ!?大丈夫かこいつ!!?

 

 

ということでびっくら仰天、

今回は若い猫によくあるオシッコの病気についてお話ししていきます!

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原因は?

まず病気を特定するには、色々な検査をします。

 

オシッコの病気といっても、

その原因は尿道にあったり膀胱にあったり、

はたまた細菌が原因だったり結石が詰まっていたりと、様々なんです。

 

検査は、

 

  • 尿検査
  • X線検査(お腹の部分)
  • 超音波検査
  • X線造影検査(オシッコの通り道を調べる)
  • 尿の培養と感受性試験(菌の確認と、その菌に効く薬を調べる)

 

といろいろするんですが、

それでも原因がわからない場合につく診断名が猫特発性膀胱炎(FIC)といいます。

特発性膀胱炎って?

とくはつせい…?

 

聞きなれない言葉ですよね^^;

要は原因がわからないってことなんです。

 

「原因を調べるためにいろいろ検査してたんじゃ……」

 

ごもっともです!

 

でも、

なぜかわからないけどよく起こる病気ってかなりよくありまして、

原因はわからないけど多分コレが影響してるよね→じゃあコレを改善していこう!

って感じで対処することがかなりあります。

 

 

 

足を折った!

⇒なるほど、だから足を引きずっているんだ!

 

 

 

とかだと分かりやすいんですが、原因不明なこともかなりあります。

 

 

話を戻しますね^^

 

この特発性膀胱炎

10歳未満(特に2~6歳)若い猫に多く、

なんと下部尿路疾患(猫の膀胱や尿道に関係する病気の総称で、FLUTDといいます)の原因の半分以上を占めているんです!

 

なので、タイトルのように

若い猫でトイレを出たり入ったりという場合はまずこの病気が疑われます。

(※ただし腫瘍や細菌感染、そして尿閉など緊急性の高い病気の可能性もあるので、自己判断は禁物です!放っておくと尿毒症など命取りになる場合もあります!)

 

症状

 

  • オシッコの回数が多い(頻尿)
  • オシッコに血が混じる(血尿)
  • オシッコが出にくい(排尿困難)
  • トイレ以外の場所でオシッコをする(粗相)
  • オシッコをする時に鳴く(かなり痛い?)

 

などです。

ただ、この症状は他の病気(細菌性の膀胱炎など)でも見られるので、症状からだけでは診断できません。

やっぱり検査は必ずいるってことですね。

 

そして特発性膀胱炎の特徴といえば、

根本的な原因はわかってないものの、

猫にストレスがかかることで症状が出たり悪化したりすることが原因の一部にあるといわれています。

 

繊細(神経質?)な猫ほどオシッコでなくなっちゃうんですね……( ノД`)

治療法は?

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今出ている症状を軽くしてあげることと、再発を防止したり遅らせたりしてあげることが治療になります!

 

メインはストレスの軽減ですね^^

 

環境の整備

ストレスをできるだけ除いてあげるために、まず猫の生活している環境をよくしてあげることが必須です。

トイレを以前より意識してきれいにしてあげたり、トイレ自体の数を増やしたり、安眠できる場所を作ってあげたりします。

フードの変更

水分をとる量を増やすことは、

症状を軽くしたり、再発防止という点でも効果的です。

 

今カリカリ(ドライフード)をあげているなら、徐々にウェットフードに変更していきましょう。

 

さらにごはんの時間を1日1回ではなく、2~3回にわけてあげることで、水分摂取量が増えるということがわかっています。

 

朝、夕方、寝る前、といった感じで、

ごはんは何回かにわけてあげるといいですね^^

フェロモン療法

フェロモン!?なんで!!?

 

って感じでしょうが^^;

 

フェリウェイという

スプレー型や拡散型のフェイシャルホルモン(猫の頬からでるフェロモン)があるんですが、このフェロモンが猫の気持ちを落ち着かせて、ストレスを軽減させる効果があるんです。

 

こんなものまで開発されてるなんてすごいですよね^^

薬物療法

治療を開始した時や、

痛みが出ていそうなときは

痛み止め(鎮痛薬や抗炎症薬)を使います。

 

痛みがゆるくなると、ストレスも減っていくはずです^^

 

さらに上に挙げたやり方が効かない場合は、抗不安薬を使うこともあります。

 

これは長期投与することで

症状が治まってくるともいわれています、

予後

通常、特発性膀胱炎の症状は

3~7日自然に治ってくることが多いといわれてますが、約半数は1~2年の間に再発してしまいます。

 

また一部の猫では慢性化してしまい、治療が難しくなるケースもあります。

 

10歳以上になると

特発性膀胱炎を起こすことは少なくなってくるんですが、今度は細菌性の尿路感染が多くなってくる傾向があります。

 

うーん、年齢によっていろいろですね。

まとめ

再発率の高いこの病気、

やはり一番大事なのは日頃からの防止対策ですね。

 

なるべくストレスがかからないように環境を整えてあげて、お水もたくさん飲んでもらうように工夫する。

 

また痛い思いをさせないためにも!

 

ぜひできることをしてあげてくださいね(*´ω`)

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