実はしてない犬も多い?おしりしぼりは本当に必要なのか?

こんにちは~獣医師のanicoですっ♪

 

犬を飼われてるみなさん、

 

『おしりしぼり』

 

したことありますか??

 

「毎月してるよ~」

って方もいれば、

「したことない!っていうか知らない!」

って方もおられるかと思います。

 

「えっ、うちの子月1くらいでしてるけど、もしかしてしなくて良かったりする??」

 

と疑問をお持ちの方もおられるかも?

 

今回は、そんなした方がいいのか、もしかしてあえてしなくてもいいのか?よくわからない犬のケアのひとつ、おしりしぼりについてお話させていただきますねッ^^

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犬のおしりしぼりとは?

おしりしぼりの経験がない方のために、まずはなんだソレ?の部分から解説していきますね^^

 

おしりしぼりとは、犬の肛門周りにある『におい袋』に溜まった分泌物を手で絞って出す処置のことで、肛門腺しぼりとか、ただの肛門腺といわれてることもあります。

病院によって呼び方が違うかもしれませんが、なんとなくおしりまわりを絞ってなんか出すんだな~って感じは伝わるでしょうか??

 

この『におい袋』は正式には肛門嚢(こうもんのう)といって、中身はサラサラだったりつぶつぶしてたりドロッとしてたり、色も黄色だったり茶色だったりと、犬によって違います。

 

さらににおいについても少しずつ違うんですが、総じて

 

圧倒的ニオイ!!!

 

とでもいうんでしょうか。個人的にはそう感じています。

 

あ、あなたも同意していただけますか!?

クサイですよね~衝撃的なニオイですよね、アレ^^;

 

このにおい袋の中身は、ウンチの時に一緒に出してなわばりを宣言したり、びっくりした時に出たり(スカンクのアレと一緒です!)します。

いつ誰がしぼるの?病院でやるとお金はいくらかかる?

これは飼い主さんができるなら自分で絞ってもいいですし、やったことがなくて不安でしたら病院で『おしりしぼりだけを目的に』やってもらうことももちろんできます!遠慮しないで行ってみてくださいねッ^^

 

あとはトリミングに出すと、シャンプーの前に一緒にしてくれることがほとんどです。なぜなら絞ったあとはあの圧倒的ニオイがおしり周辺につくから…

そしてトリミング以外でも、爪切りや耳そうじとセットでやってくれる病院もありますね。

 

料金はおしりしぼり単体だと500円くらいでできるところが多いのかな?と思うのですが、1000円だったり、もしかしてもっとするところもあるかもしれないので、不安でしたら病院に行く前に確認の電話をしてみてください。大体のところは教えてくれるはずですよ~

あとは、何か他の症状や病気で病院に行った場合、診察の一環としてサービスでやってくれるところも多いですよ^^

おしりしぼりのやり方

おしりの穴を時計の中心に見立て、4時8時の方向ににおい袋があります。

 

しぼり方は、

 

しっぽを片手で軽く持ち上げる

もう片方の手でにおい袋のある4時と8時の部分に親指と中指(もしくは人差し指)をあてる

(コリコリしたにおい袋が触れるかと思います)

におい袋をすくい上げるようにして手前にしぼりだす

 

とこんな感じです。

 

獣医師がやってもトリマーがやっても飼い主がやっても、基本同じような感じでやりますし、できます。

 

最初はいまいちわかりにくいかもしれませんが、何度かやればコツをつかめるかと思います^^

もしくは最初だけ病院でやってもらったり、トリミングの時に教えてもらったりして感覚をつかむのもいいと思いますよ!

 

あ、あと重要事項として、ティッシュをあててしぼるやり方にしてくださいね!

分泌物はいきおいよくブシュッ!!と出るので、飛び散るとマジで大変なことになります…

 

おしりしぼりはあえてしなくてもいいの?

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実は、おしりしぼりが一生必要ない子もいれば、月1くらいの頻度で必要な子もいます。

なので、一概に必要!いや必要ない!とは言えないものなんですね^^;

 

中型~大型犬はおしり周りの筋肉が強いので、ウンチと一緒に出すことができる子が比較的多いです。

が、小型犬や老犬はこの筋肉が弱いため、うまく排出できないことがあります。肥満犬も自力で出せないことがよくありますね。

そしてうまく排出できない場合は、人の手でしぼって出してあげる必要があるんです。

 

なので、今までトリミングなどで定期的にされている方は、ケアの一環としてそのまましぼっていただいてオッケーです!

今までしてない、したことないという方は、自分の子がどんな大きさか(小型犬か中型~大型犬か?肥満か?など)ということと、おしりまわりを観察(目視や触ったり)することで、判断してみてください。

 

ちなみにうちの子は代々中型犬にあたる大きさなのですが、どの子もしぼらず済んでます!

おしりしぼりをしないことで起こる病気とは?

におい袋の中身が出せなくなると、分泌物が溜まったところに細菌感染を起こし、肛門嚢炎という病気になったりします。

また溜まりに溜まった分泌物でにおい袋がパンパンになり、ついには肛門嚢が破裂!という事態になる可能性もあります。

 

さらにこういった病気を一度起こしてしまうと、再度かかりやすくなったりしてしまうので、予防って本当に大切ですよ^^

病気に気づくサイン

  • 犬が自分のしっぽを追いかけまわしてグルグル回っている
  • おしりを地面にこすりつけて前足でズリズリ移動している

 

など、なんらかのおしりを気にする(かゆがったり痛がったり)サインを出していたら要注意です。

おしりを見て、

 

  • 赤くなってないか?
  • プクッと腫れてないか?
  • おしりまわりがいつもより汚れてないか?
  • いつもと違った汚臭がしないか?

 

などを確認してあげてください。

もしこういった症状が出ている場合は自分でしぼらず、まずは病院で診察を受けることをオススメします。炎症を起こしていると触ると痛がったり、押さえることで症状が悪化してしまう可能性もありますので!

まとめ

おしりしぼりをしたことがない子は、体格や体質によってはこの先もしなくていいかもしれません。

が、年をとってきたりすることでもしかしたら出せなくなる可能性もでてくるので、おしりの状態は常に気にするようにしてあげてください!

そして今ケアをしてる子は、これからも続けて定期的にしぼってあげてることで、おしりの健康を維持してあげてくださいね^^

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