犬もヒアリに刺される?実際に刺されて死んだ犬はいるの?

犬がヒアリに刺されたら?

こんにちは~獣医師のanicoです!

 

人間が刺されるとやけどのような鋭い痛みが出るヒアリ

話題になって1年以上が経ちますが、2018年の夏になっても、まだまだ日本各地で発見されてますね。

(というか暖かくなってきたからアリの活動もまた盛んになってきてるんでしょうね^^;)

 

日本で発見された当初は『殺人アリ』とも言われ非常に話題になったこのアリですが、

 

 

  • 日本の犬も気を付けなくてはいけないの?
  • 実際に犬の死亡例ってあるの?

 

 

といったところについて今回はお話していきたいと思います!

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ただ、外を散歩する犬の方が確率は高いでしょうね。

 

  • 散歩中に足で踏む
  • 座った時におしりで踏む
  • フンフンフン…と鼻でにおいを嗅ぐ

 

といった時に、足や鼻先を噛まれてしまうことがあるでしょう。

 

犬刺されたら…やっぱり犬も痛い?

犬も痛い?

人間でいう痛みの程度は、

 

やけどのような激しい痛み

 

ということなので、痛みにある程度強い犬の場合でも、痛みはそれなりに感じることでしょう。

 

 

ヒアリは分類上、

 

ハチ目スズメバチ上科アリ科

 

に属し、痛みも毒性もスズメバチと似ているということなので、やっぱり相当痛いんでしょうね(/ω\)

 

 

おそらく犬が咬まれた場合は「キャンッ」と鳴いてあわてたような行動をとると思うんですが、具体的には

 

  • 刺された場所を気にして舐めたり噛んだり掻いたりする
  • 刺された場所をこすりつけるようにゴロゴロと転がる
  • 急に走り出す(逃げ出す)

 

といった行動が出て、飼い主も何か異変が起こったことに気づくと思います。

 

また刺された部分も、人間の場合と同じように

 

  • 赤く腫れる
  • 熱をもつ
  • 触ると痛がる(嫌がる)

 

といったものになってくるでしょう。

 

・・・でもこの症状、コレといって特徴がないので、ヒアリが確認できないとヒアリに刺されたかどうかは獣医師でもわからないと思います(;’∀’)

 

犬ヒアリによる犬の死亡例はない【※その他の動物ではあり!】

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タイトルのとおり、ヒアリによる犬の死亡例は日本では確認されてません!

犬を飼われている方は安心ですね^^

 

それどころか、殺人アリ殺人アリと言われて超警戒されていたこのヒアリですが、日本では人の死亡例も今のところゼロです。

 

 

先日大阪の方でヒアリが2000匹以上も見つかったと報道されてましたが、その現場で作業中に刺された関係者の方たちも、全然平気だったようです。

(まあ、かなり痛くはあったでしょうが…)

 

 

じゃあけっこう普通のアリと一緒じゃん!

 

 

と思われたかもしれませんが、動物種によってはヒアリに刺されて殺されたり、経済的な価値が下がってしまうということもあるんです。

 

2018年7月1日放送のNHK【ダーウィンが来た!】でヒアリの特集がされてましたが、そこでは

  • 小動物や鳥を襲って食べることもある
  • 大きな牛でもたくさん刺されると乳の出が悪くなる&肉質が落ちる
  • 子牛やにわとりのヒナが命を落とすこともある

と紹介されてました。

 

うーん、500キロ以上ある大人の牛でさえも影響を受けるということは、相当な痛みと、その痛みによるストレスがかなり大きいってことですね。

そしてたくさん刺されるということはアナフィラキシーショックを起こしやすくなるということなので、死亡率は高まります。

 

ヒアリが他のアリと違うのは、その

高い攻撃性
強い毒性
繁殖力(モリモリ繁殖します)

なので、やっぱり普通の噛むだけのアリとは違いますね。

 

犬日本で気をつけるべきことは?

日本で気をつけるべきことは?

とはいえ、いくら攻撃性や毒性が強いと言っても、まだ日本には定着していない種です。

 

犬の散歩中に特に気をつけるべきことは特になしなんですね~

 

環境省なんかががんばって海外から来た時点で駆除してくれているので、住宅地や公園なんかに住み着いている可能性は今のところないと思っていいでしょう。

 

逆に一度定着が確認されたら、なかなか国内から駆除することは難しいようです(`´)

アメリカなんかがいい例で、定着を許してしまったが最後、いまだに完全な駆除というのができていないようです。

(ヒアリのふるさとは南米アルゼンチン)

 

犬もしも刺された場合の処置

上記のように、日本の住宅地で散歩中に刺される可能性はほぼないでしょうが、万が一ヒアリかな?とおもわれるものに刺された場合には、

  • ハンカチなどで体から払い落とす(手で直接触らない)
  • 状況が許せばコロコロやガムテープでアリを確保→疑わしいアリは環境省に連絡すれば同定してくれる
  • 刺された場所を冷やす
  • 1時間程度は側にいて犬の様子を注意して見る

といったことをしてあげてください。

 

ただ、刺されたからすぐに病院に行かないといけないか?ということに関しては、犬が平気そうにしていたら特に病院に連れて行く必要はないでしょう。

しばらく様子を見て、呼吸が苦しそうだとか、目の周りや顔が腫れてきたように見えたり、吐いたりした場合は連れて行ってあげるようにしてくださいね。

 

犬おわりに

ヒアリのアリ塚

ということで、ヒアリについては、日本の場合は今のところ報道されているほどの脅威はないようです!

「ヒアリに咬まれた犬が来院した!」という話も聞かないので、とりあえずは安心ですね^^

 

とはいえ、海外からくるコンテナなんかに乗って、実は定期的に日本に上陸成功しているということも事実なので、そこから定着しないことを祈るばかりですね(`・ω・´)

水際で駆除してくれる方々には感謝の嵐です!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

(画像は一部環境省よりお借りしています)

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