犬が突然ハゲた!急な脱毛の原因とは?痒がる・痛がる時の対策は?

ハゲのできた犬

こんにちは~^^獣医師のanicoですっ♪

 

さてさて、あなたの愛犬に、次のような皮膚症状はありますか?

 

「昨日まで何ともなかったのに、今朝見たら頭にハゲができてた」

「午前中は普通にしてたのに、午後見たらいきなり首のところが赤くなって脱毛してた」

「散歩から帰ったら背中をがってて、数時間でみるみるハゲてった

「ハゲた部分を掻き壊して、汁と血と唾液でベトベトになってる」

「傷口を見ようとしたけど、痛いのか嫌がってなかなか見せてくれない」

 

これに似た症状があれば、もしかしたらそれ、

ホットスポット

かもしれませんよ!

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犬ホットスポットとは?

ホットスポットとは?

ホットスポットとは、皮膚にできる急性湿疹のことです。

(化膿性創傷性皮膚炎とか急性湿性皮膚炎とか難しい単語もあるんですが、病院では大体ホットスポットって言葉で説明してます)

 

頭、首、背中、しっぽ、足、と、色んな場所になります。

 

特徴としては、

 

  • 数時間から1日以内に急に発症
  • かゆみ・痛みがある
  • 体の同じ場所をしきりに舐めたり噛んだりする
  • 地面に体をこすりつける
  • 足でずーっと同じ場所を掻いてる
  • 毛がごっそり抜けてハゲができている(親指~手のひら大の大きさ)
  • 脱毛部分から出血があり、唾液とまじってベトベトになってる

 

なんかがあるんですが、大きな特徴としては突然なるっていうのが共通してますね。

 

みなさん驚いた感じで病院に来られますし、

あなたもいきなり犬の体に変化があって、きっとびっくりされたのでは??^^;

 

犬ホットスポットの原因は?

高温・多湿の夏場

ホットスポットは、梅雨から夏場にかけての気温・湿度の高い時期に多発する疾患で、

原因としては次のようなものがあります。

  • アトピー性皮膚炎
  • ノミの寄生
  • 食事によるアレルギー
  • 雨の中散歩した後よく乾かしてなかった(蒸れ)
  • シャンプー後の生乾き(蒸れ)
  • 肥満

 

見ていただいたとおり、コレ!といった特定のものはないんですが、こういった何かしらのかゆみの原因が発端になって、そこを掻きまくることによって、ハゲたり掻き壊したり、二次感染して化膿したりするんですね。

 

例えばノミが原因の場合、ノミの唾液中にはいろんな物質が含まれてるので、めちゃくちゃ痒がって掻きます( ノД`)

 

毛が生乾きのままで蒸れていると細菌感染が起こりやすくなって、それがかゆみの原因になったりします。

 

肥満も皮膚に熱がこもりやすいので、同じく蒸れの原因となって、発症しやすいと言われてます(;’∀’)

犬種によって差はあるの?

ホットスポットは大型犬から小型犬まであらゆる犬種に見られはするんですが、アンダーコートが密に生えてる犬で特に多いです。

柴犬、秋田犬、シベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバーなんかがそうなんですが、毛が密生してるから熱がこもりやすいんですね。

 

犬ホットスポットはどうやって治すの?

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治療にもいろいろとあって組み合わせたりもするんですが、

  • 患部の毛刈り
  • 患部のシャンプー
  • 抗生物質、抗炎症薬の塗り薬や飲み薬
  • ノミの駆除
  • 噛んだり舐めたりしないようにエリザベスカラーの装着

……なんかをすることで、大体数日でかゆみは治まって、数週間で毛も生えそろいます^^

 

ただ、放っておいたら掻き壊し部分がいつまで経っても治らず悪化することもあるので、必ず病院で治療するようにしてくださいね!

ちゃんと治療すれば、それだけ早く治りますので^^

 

犬ホットスポットは予防できる?

犬をシャンプーして皮膚を清潔に保つ

上で説明したとおり、ホットスポットの原因は明確ではないんですが、

梅雨~夏の時期は、

  • なるべく毛の中に熱をこもらせないようこまめにブラッシング
  • 毛玉や汚れがつかないように注意する
  • シャンプーの回数を増やす
  • シャンプーや水遊び、雨降りの散歩後は、毛を生乾きのままにしない
  • ノミ・ダニ予防をしっかりする
  • 夏場は毛を短くカット
  • エアコンの効いた室内で過ごす
  • アレルギーの疑いがあれば、病院で原因物質を調べてもらう

などなど、高温・多湿の時期は皮膚環境を衛生的に保つことが大切になります^^

 一度なると、毎年夏になると繰り返す子もけっこういるので・・・

 

犬まとめ

獣医師に治療を受ける犬

ホットスポットのこと、おわかりいただけたでしょうか?

突然なるのでびっくりされるかと思うんですが、

 

  • 夏場の皮膚環境に気をつけ、かゆみの原因を作らない
  • ホットスポットになったらなるべく早く病院へ
  • 出された薬はきちんと指示どおり飲む(塗る)

 

という点に気をつけ、共に暑い夏を乗り切ってくださいね!

 

お読みいただきありがとうございました♪

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