【教えてもらう前と後】死に至るマダニの恐怖!

教えてもらう前と後 マダニ

こんにちは~獣医師のanicoです!

 

2018年7月3日20:00放送のTBS【教えてもらう前と後】で、マダニが特集されてました!

 

吸血されると死に至る病に感染することもあるマダニ。

 

暖かくなってくると活動が活発になるこのマダニですが、正しい対処法を知って、コワ~イ病気からあなたと犬の身を守りましょう!

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犬マダニに寄生された女性の恐怖

放送では、実際にマダニに吸血された女性の方のインタビューがありました。

 

女性によると、その日は昼間、山歩きに出かけたそうです。

 

帰ってきてから夜お風呂に入り、タオルで背中を洗っていると・・・

 

 

ん?何かひっかかる??

 

 

・・・せ、背中に何かくっついてる!!!

 

 

引っかかりをとろうと背中に手を伸ばすも、その「何か」はとれず・・・

 

あわてて夜間の救急に駆け込むと、なんとマダニが吸い付いていたということでした。

 

犬マダニによる死亡率は高い?

マダニは一度人や動物に飛びつくと、6~10日間も血を吸い続けます。

 

そしてそのマダニの体内に病気が潜んでいた場合、その病原体が

 

  • マダニ → 人
  • マダニ → 犬

 

と感染してしまいます。

 

マダニによる感染症はここ5年で343人に発生していて、そのうち61人が死亡しています。

 

死亡率は18%!

 

うーん、けっこう高いですね(-“-)

 

犬マダニってどこにいるの?意外に身近?

フタトゲチマダニ

そんな怖いマダニですが、

 

  • そもそもどこにいるのか?
  • 身近な場所にもいるのか?

 

ということを確かめるために、番組内では30cmくらいの棒に白いヒラヒラした布を付け、草むらでさわさわと振ってみるという実験をしていました。

 

場所は東京近郊のキャンプ場近くの道路わきの草むらでしたが、そこで布をフリフリしてみると・・・

 

 

数分でマダニがくっついてきた!!!

 

 

この実験にはダニの研究に関する第一人者である五箇公一(ごかこういち)先生も同伴されていたのですが、先生は

 

笹の葉ありますよね。そういうところ一番多いです」

 

と言われており、笹の葉のあるあたりで布を振ると、またもや瞬殺でマダニが・・・!

 

今回は布での実験でしたが、実際にはこうして草むらを人や動物が通過するのを待って、チャンスがあるとすかさず飛びかかってくるんですね。

 

 

さーさーのーはーサーラサラ~♪

 

とか言って近づいてる場合じゃないかもしれません( ゚Д゚)

(まあ場所にもよるんでしょうが;)

犬最近マダニがよく話題になる理由は?昔はいなかったの??【増えた原因はあの動物】

マダニマダニと言われ始め、じゅうたんや布団にいるダニや、キッチンの粉モノに住み着くダニとは種類や見た目が違うもの、という認識が一般的にもされ始めたのは、実はわりと最近の話なんです。

 

というのも、そもそもマダニは山奥の草むらなんかに住み着いて、野生動物に寄生しながら生きていた寄生虫だったんです。

 

しかし最近になって、イノシシやシカなどの野生動物が山から下りて人間のテリトリーに入ってきたことで、野生動物にくっついて運ばれてきたマダニまでも一緒にテリトリーを拡げてきたんですね。

 

 

そう、マダニはシカやイノシシが連れてきてるんです!

 

野生動物と人間のすみ分けができなくなり始めてる今、困ったことに寄生虫も一緒に生息範囲を拡げてきてるんですね(-“-)

 

犬マダニにかまれた!ネットにあるマダニの取り方って正しいの?

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先ほどのマダニにかまれた女性の場合は病院に行って虫体をとってもらってましたが、もしできるなら自分でとってもいいものなんでしょうか?

 

ネットに書かれているマダニに咬まれた時の対処法として次のようなものがありますが、それぞれに五箇先生が解説をしてくれていました!

 

さて、正解は?

 

犬ワセリンやクリームで覆い窒息死させる

かまれた場所の上からワセリンやクリームをこってりと塗って窒息死を狙うというものですが・・・

 

これをやっても残念ながらマダニは窒息死しません!

 

ということで、やってはダメということでした。

犬ピンセットで抜く

次に、マダニをピンセットを使い物理的に抜く!というものですが・・・

 

これもアウトです!

 

無理矢理抜いたり手で払ったりすると、口器(こうき)という吸血しているクチバシのような部分がちぎれて体に残ってずっとかゆみが残ってしまったり、マダニの体を潰すような持ち方をすることでマダニの体内にある病原体がドゥルッとあなたや犬の体に入ってしまう可能性もあるからです。

 

き、気持ち悪い・・・

 

犬水やお湯をかける

「マダニに水やお湯をかけてみた」

・・・

「しかし、何も起こらなかった」

 

そう、これも意味のない対処法なんですね。

 

熱湯をかければさすがに生物なので死ぬでしょうが、腕や背中をまさに刺している状態でそんなことできませんもんね^^;

 

というわけで、先生曰くすべて不正解とのことでした。

 

では、正解は?

次のようになります。

犬マダニにかまれた時の正しい対処法【危険!絶対ムリヤリ取らないこと!】

マダニ

かまれた場所を絶対触らない!

 

が正解とのことです。

 

うん、そうなんです。ただこれがとっさの場合難しい(-“-)

そんな気持ち悪い虫がついてたら一刻も早く体から払いたい、払ってあげたいとなるのは当然ですもんね。

 

ただ、思わず手で払ったり、どこが口器かわからない状態で無理にピンセットで抜こうとするのではなく、病院で(犬の場合は動物病院で)専用の器具を使って抜いてもらうのが一番安全で確実です。間違いないです。

ちなみに病院は皮膚科がいいでしょう。

 

 

・・・と、こうして書いてきたんですが、anicoの場合は動物病院でマダニを見かけた場合は薬剤たらして対処してました。

ただ、その時点で吸血されてどのくらい時間が経っているのかわからないので、何かしらの病気が感染している可能性もありますよって話はしてましたね。

 

(病気の感染率が高くなるのは、マダニが吸血し始めてから大体48時間以降と言われてます)

 

ちなみに、マダニよりノミを付けてくる犬の方が多かったです^^;

 

犬マダニに効く殺虫・防虫グッズ【犬&人に超効果的!】

五箇先生がオススメされていたのは、

 

虫よけスプレー、特に「ディート」といわれる防虫剤の30%入った超強力なもの

 

だそうです。

 

ただし、やっぱり濃度が濃いものなので、書かれている注意事項をよく読んで使ってくださいね^^

 

 

そして犬については、やっぱりフロントラインが一番かなと。

 

・・・え、普通?

 

いいんです、普通に予防してあげてください!笑

効果は保証されてますので^^

 

犬おわりに

マダニといえば、人にも犬にもくっついて吸血して、さらには置き土産に病気を持ってくることもある、春から夏にかけての厄介者です。

 

最近ではフィラリア予防薬をもらう時期に一緒にフロントラインも開始される方が多いですが、犬に予防薬を付けておくことで、犬から人にうつる可能性も低くできます^^

 

春から夏に増えてくるこのマダニですが、これから山や川原、草むら、公園やドッグランなどに行かれる方は、あなたと犬の身を病気から守るためにも正しい方法で予防・対処してくださいね(*´▽`*)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※画像はWikipediaさんよりお借りしています。

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