ペットフードに疑念?犬猫用フードの裏側と選び方の3つの注意点

ペットフードの裏側

こんにちは^^

 

anicoは以前、獣医師として食肉に携わる仕事をしていました。

 

そこで働いてわかったことは、「ペットフード、怖っ!」ということでした・・・

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犬獣医が働く食肉関連の仕事って?

獣医師の仕事には、犬や猫などの愛玩動物の病気を治したりする仕事以外にも、牛や豚、馬、ニワトリなどの産業動物相手の仕事もあります。

 

産業動物の病気を治したり防いだりすることももちろん重要な仕事なんですが、それ以外に実はあまり知られていない仕事もあるんです。

 

 

それが、内臓検査

 

 

スーパーで並んでいる牛、豚の肉やレバーなどの内臓は、「と畜場法(とちくじょうほう)」という法律によりすべて獣医師によって事前に健康チェックを受けて合格を出されたものだけになります。

(ただし、イノシシや鹿など「ジビエ」についてはチェックが要りません)

 

 

・・・と畜場???

 

 

ちょっと聞きなれない言葉なので、まずはと畜場について簡単に説明させていただきますね。

 

猫と畜場とは?

豚

と畜場とは、牛、豚、馬、羊、ヤギを、食べる目的で殺して処理する場所のことです。

 

昔は「屠殺場(とさつじょう)」と呼ばれてましたが、現在はと畜場と呼び名を変え、「食肉処理場」や「食肉センター」という名前が付いているところもあります。

 

重要なのは、食用にする牛や豚のお肉は、緊急の場合などの例外を除き必ずと畜場で生きた状態から処理をしないといけないということです。

 

猫と畜場での獣医師の仕事内容は?

と畜場での獣医師の役割は、

 

  • 生きた状態での全身状態の検査
  • の検査
  • 内臓の検査
  • 状態が良くない動物の血液検査、細菌検査、ウイルス検査

 

などなど、簡単に言うとこんな感じです。

 

つまり、

 

食べられないお肉や内臓を市場に出さないこと

 

が重要な仕事になります。

 

そしてこの判断はすべて獣医師がしなければならないと法律で決められています。

 

猫人が食べられない肉や内臓って、具体的になに?

豚肉

では人が食べられない、廃棄する肉や内臓を具体的に挙げると、

 

  • 寄生虫の巣食った肝臓(牛の肝蛭、豚回虫など)
  • 炎症のひどい内臓
  • ができた肝臓や一部の筋肉
  • 法律で全部(全身)廃棄処分が決められているもの(牛の白血病、豚丹毒、トキソプラズマ病、尿毒症など)
  • 骨折部分(骨折は病気ではないが、周りの筋肉に血が溜まりぐじゅぐじゅになって食用に適さない)

 

などなど他にもたくさんありますが、要は病気の部分や使えなくなった肉の部分などを、切り取ったり全身捨てたりしてました。

 

トキソプラズマや尿毒症についてはこちらの記事でも紹介しています。

感染経路は猫以外?トキソプラズマ感染者が獣医師に多い理由とは?

尿毒症の検査?仕事でオシッコの味を知る獣医師たち

 

また、

 

  • 殺す前に死んだ牛や豚

 

も、絶対に使えません。

 

不思議な響きでしょうが、従業員が殺す前に死んだ肉は食用に使えない決まりがあるので、「死ぬ前に殺すこと」が重要なんです。

 

犬自分が捨てた内臓がペットフードの原材料に!?

そんな感じで毎日牛や豚のチェックをしていたanicoなんですが、ある日ふと、

 

「このポイポイ捨ててる肉や内臓って一体どうなるんだろう?」

 

と、外に無造作に放置されたコンテナの中の腐りかけの廃棄肉を見て思いました。

 

 

基本的に獣医の仕事は、あくまでも「人に出せる肉や内臓か」のより分けをすることなので、そこから先はノータッチです。

 

なので特に必要があったわけではなく、本当に何の気なしに先輩に聞いてみたわけですが・・・

 

 

先輩「あ~、なんかペットフードとか肥料になるらしいよ。あと石鹸とか?」

 

 

(・・・( ゚Д゚)!!!まじで!?)

 

 

まず、anicoは今まで

 

「ドッグフードてどんな味?ワクワク」

「キャットフードは犬用より美味しいてホント?ワクワク」

 

とか好奇心でペットフードを口にしてきたことがありました。

 

もちろん実際には美味しくないのでごく少量ですが、それでも「こんなものを自分は口にしてしまっていたのか…」ということにショックを受けました。

 

 

ですが実際そのことよりも、「自分が『こんなもの』と思っているものをずっと自分のペットに食べさせてきたんだ」ということの方にかなりの申し訳なさを感じましたし、獣医でありながらフードに関しては大学で指導を受けていないことを理由に、原材料にまで気を配ってなかったことに対しても、無知を恥じました。

 

ただ、仕事の中でこういったことを知るためのきっかけがあったことについては、本当にと畜場で働いて良かったと思ってます。

 

猫ドッグフードやキャットフードはすべて悪い?

ペットフード

この事実は、自分の飼っている犬と猫のフードを考えるきっかけになりましたが、ただすべてのドッグフード、キャットフードが悪いかといえば、そこまでは言いきれません。

 

anicoの捨てた肉や内臓がどこのメーカーに使われているものかは断定できませんし、またその現場を見たわけでもありません。

(他の方のサイトで、ペットフード工場の見学で脂まみれの肉や腐った内臓を見たという記事があり、「それやっぱりあれだよね…」とは思いましたが)

 

 

ですが、最近では「ヒューマングレードの肉を使っている」ことや「人も食べられる水準のペットフード」を売りにしているものもたくさんあるので、おそらくanicoが経験したようなことを直接・間接的に知った方たちが、本当に愛犬や愛猫のためを考えて作ったフードも増えてきているということでしょう。

 

犬犬や猫の健康を考えたら、何を食べさせるべき?

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「だったら何を食べさせるべき?」

「手作り?それともドライフードのままでいいの?」

 

 

と迷われるでしょうが、anicoが思うに、

 

 

あなたが今一番納得して、ペットの身体にも合う食べ物

 

 

であれば、基本的に何でもいいのではないかなと思います。

 

 

「原材料がわかっていることが重要!」

「手間は惜しまない」

と思われる方なら、手作りフードを選択し、まずは手作りの基本から本やネットで調べれば、それが一番です。その愛情はペットにも絶対に伝わります。

 

 

「手作りしたいけど時間がない」

「良心的なフードも絶対売ってるはずだ!」

と思われる方は、まずはネットでペットフードについて調べてみてください。

使っていない方がいい添加物や原材料などはすぐに検索できますので、大体の情報は手に入れることができます。

 

その上で、「今調べた中ではコレが一番自分にしっくりくるな」というものを選び、ペットに食べてみてもらい、アレルギーなどの問題がなさそうだったら続けてみてください。

 

 

市販でも通販でも、手作りでも、完璧はありません。

 

 

完璧は求めず、自分が納得したものを、愛情プラスで与えることが一番です^^

 

猫ドッグフードやキャットフードを選ぶ時の注意点

何でもいいとは言いましたが、選ぶ時の注意点が3点あります。

これはぜひ参考にしていただければと思います。

値段で選ばない

お金

これは、高価なフードが必ずしもいいわけではないということです。

 

あまりに安価なドッグフードやキャットフードは、原価がその程度ということがわかります。

なので、先ほど言ったような廃棄の肉や内臓が使われてる可能性が大なのでもちろん選ばないで欲しいんですが、逆に高価なものが原価が高いかというとそこは消費者にはわかりません。

利幅まで公開している業者はないからです。

 

ですが、そこを判断できる材料としてそのフード会社のホームページがあります。

 

作り手の想いを知る

ホームページを見ていくと、どのフードも製作者のこだわりがギッシリと詰め込まれています。

 

どのフードにもそれぞれこだわりがあるので、自分の重視するポイントを押さえているフードを選ぶといいでしょう。

 

個人的には、ペットフード作りに熱い想いをもっていて、自社の製品に絶対の自信を持っている会社をオススメします。

 

ランキングなどは無視する

最後にけっこう重要なことです。

 

anicoもですが、何かを調べる時に検索する言葉って、大体同じですよね?

 

例えば今回の件では、多くの人が次のような検索をします。

 

「ドッグフード おすすめ」

「ドッグフード ランキング」

「キャットフード ○○ ▲▲ 比較」

「キャットフード ○○ 口コミ」

「ドッグフード 安全」

・・・・・・

 

 

さて、こういった検索をすると不思議なこと、どれも「徹底比較!」「本音で評価!」と言いつつ、どのサイトも上位のフードは同じようなものが並んでいます。

(この記事中の広告にも出てるフードかも?)

 

これはアフィリエイトと呼ばれる手法で、別にこれ自体は何ら悪いことではありませんし、自分が本当に良いと思ったものに対して使う分には、むしろ読者の参考になるのでありがたいシステムです。

 

ただ、この人たちがどれも似通ったフードをオススメしているのは、それを1件売り上げた場合の報酬が高いからオススメしてるという印象なので、フード自体が悪いとは言いませんが、ランキングだけを参考にして決めない方がいいかと思います。

 

「うちの子にも食べさせてます!」なども、サイト用に一時的に使っているだけのこともありますので・・・

 

 

実際オススメされてるフード自体は別に悪くはないんですが、オススメしているフードの価値を高めるためにこき下ろされているフードも、悪くはないのにそこまで印象下げなくても…と思われるものもけっこうあるからです^^;

 

 

ランキングや比較形式にとらわれずに他の商品も見ていくと、もっと自分とペットに合ったフードに出会えるかもしれないので、ぜひじっくりと調べていってみてくださいね^^

 

犬おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、実際働いてみないと分からないような裏側を少しでもお話しできればと思って書きました。

 

ペットフードの選び方なども、ぜひ参考にしていただけたら幸いです^^

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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