狂犬病って猫もなるの?ワクチンは打った方がいい?

「狂犬病は『犬』って字が入ってるけど、他の動物はかかるの??」

って質問をされたことがありますが…

 

実は実は、すべての哺乳動物が感染するんです!もちろん人も例外ではないですよ。

 

なので、哺乳類であるも当然狂犬病にかかります。

「じゃあ猫もワクチンしなきゃいけないんじゃない?」「なんで犬だけ注射してるの?」

って疑問が出てくるかと思いますが、今回はそんな疑問にお答えしていきます!

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猫が狂犬病にかかるとどうなる?

基本的には症状は犬とほぼ一緒です。

主に平均2~3ヶ月の潜伏期のあと、まずは前駆期(ぜんくき)といわれる食欲不振だったり情緒不安定、暗がりに隠れたりするなんかの挙動不審が数日みられます。その後ほとんどは狂躁期(きょうそうき)といわれるよだれをダラダラたらしたり、超攻撃的なシャーシャー猫になったり、変なしゃがれ声を出したりする期間を経て、脱水症状や栄養失調、最後には意識不明のマヒ状態になって死亡します。

この狂躁期のシャーシャー状態の時に、飼い主すらも識別不能になって噛んでしまうんですね。で、感染すると。

猫のワクチン接種は必要?

じゃあ猫の予防接種も必要なんじゃないの?犬と一緒なんでしょ?

 

と思いますよね?

それが必要ない、とされてるんです!

 

犬には毎年ワクチン接種をされてるかと思うんですが、これは『狂犬病予防法』という法律で義務付けられていることなんですね。簡単にいうと『犬には年1回のワクチン接種!これ絶対だよ、義務ね』ってのが書いてあります。

そしてこの『狂犬病予防法』、実は猫も対象動物なんです!でも対象動物でありながらも、ワクチン接種については犬だけの義務ということになってるんですね。

 

あ、でも海外に猫ちゃんも一緒に連れていかれる予定の方は要注意!行かれる国によってはワクチン接種が必要な場合もあるので必ずご確認くださいね^^

なんで猫はワクチン接種が義務じゃないの?

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なんで犬も猫も狂犬病にかかるし同じ症状なのに、犬だけワクチン接種しなきゃいけないの?義務にしないの?

とお思いでしょうが、次のことが考えられます。

過去の実績

先ほどお話した『狂犬病予防法』は1950年に日本で作られたものなんですが、この法律で犬へのワクチン接種の義務化と野犬の駆除を徹底的にやった結果、なんと1957年に狂犬病を根絶できたんです。すばらしい!日本超がんばった!

で、この『犬にだけワクチン接種して根絶できた』って実績があるから、今さら猫にまでワクチン打たんでもいいでしょってことだと思います。

感染経路

人の狂犬病は99%が発展途上国で発生してて、この感染は『都市型』とも言われてるんです。つまり、街なかをフラフラ歩いてる野良犬にかまれて感染する人がほとんど、ってことなんですね。

世界的に見ても、ほとんどの感染経路は犬からなんです。

 

と、以上のことが猫にワクチンは必要ないとされてる主な理由かと思います。もしももっとあるようでしたら教えてくださいね!

私のいた病院での対応

実は、「猫にもワクチン打った方がいい?」って聞かれる飼い主さんはわりとおられましたね。

それにどう答えてたかというと、

「いやいや、ネコちゃんは必要ないですよ~」

の一言!私は接種したことはありませんでした。

まとめ

  • 猫も狂犬病にかかる
  • 症状は犬とほぼ一緒
  • 猫にワクチン接種の義務はなく、海外渡航を除き現時点では必要ないとされている

 

現時点で日本は清浄国なので、猫のワクチンまでは心配しなくて良さそうですね^^

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