色んな病気の最終段階!尿毒症って結局なに?治療できるの?

猫の慢性腎臓病や尿石症、心臓疾患などの病気を調べていると、

 

「最終的には尿毒症に陥り死に至る」

 

みたいな文言をよく見かけませんか?

(私も文章に覚えが^^;)

 

いろんな病気の最終段階として書かれている『尿毒症』

今回はそんな恐怖の(?)尿毒症にスポットを当てて解説していこうと思います!

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尿毒症って結局なに?

一言でいうと、

「腎臓が壊れたりして働かなくなった結果、血中に溜まった老廃物毒素によって引き起こされる嘔吐痙攣などの様々な症状」

のことを尿毒症と言います。

 

一言とか言ってるのになんかわかりにくいですね^^;

 

要は、

 

腎臓が機能しなくなる(ろ過機能を失う)

正常なオシッコが作れない

尿毒素が排泄されず体内に蓄積

尿毒素による病変が全身に現れてくる

 

ということです。

あれ、一言よりわかりやすい?笑

原因は?

関連記事:猫の慢性腎臓病に気づくサインは?早期発見のための1つの症状

尿毒症の症状を現す直接の原因は、体内に蓄積した尿毒素(メチルグアニジン、スペルミン、フェノール類などいろいろ)です。

 

そして腎臓が機能しなくなる原因としては大きく分けて3つあり、心臓腎臓尿路に問題がある場合です。

心臓

心不全や心筋症など、循環器の問題があり、腎臓まで十分な血液が送られなくなった場合

腎臓

急性・慢性腎臓病や腎炎など、腎臓自体に障害があり、尿をうまく排出できない場合

尿路

尿路結石や膀胱腫瘍など、尿路が閉塞することで尿を排泄することができない場合

症状は?

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  • 乏尿(無尿)
  • ぐったりする
  • 食欲が全くなくなる
  • 手足のむくみ
  • 口臭(アンモニア臭)
  • 嘔吐
  • 口内炎
  • 下痢
  • 血便
  • 低体温
  • 痙攣
  • 意識不明

 

どれもこれも軽くない症状ですよね。

それだけ緊急性が高いってのがわかるかと思います。

治療はできる?

状態によりますが、とにかく病院に来れば治療は開始します。

 

検査としては血液検査などで腎臓の機能を確認したり、触診やX線を使って腎臓の大きさを見たりします。

 

治療の流れは、上に挙げたような原因によって処置が変わってくるんですが、とにかく尿毒症を起こしている場合は一刻を争う状況なので、まずは毒素を早く体から取り除くことが最優先されます。

 

例えば、オスの猫でよく見られる尿路結石による尿閉を起こしていた場合。

もしすでに血液の異常(高カリウム血症など)を起こしていた場合は、尿閉の解除よりも先に、こちらの血液に対する治療から進めていきます。

また尿結石が詰まった?去勢オス猫に尿石症が多い10の理由

 

腎臓が原因の場合は、点滴で水分補給を行い無理やりにでも排尿させたり、降圧剤や吸着剤などの投薬を行ったりし、食欲が出るまで回復できれば療法食や内服薬、サプリメントなどで維持していったりします。

 

重症の場合は透析や輸血などを行うこともありますが、透析まではやっていない病院も多々あるので、希望する場合は事前に確認を取ってから行く必要があります。

人では透析専門のクリニックもあるくらいなんですが、動物の方に関してはまだまだ普及してないのが現状ですね。

まとめ

尿毒症の症状が現れるまで病状が進んでしまうと、その後の治療や予後もまた、動物と飼い主にとって大変な道となってしまうことが多いです。

急性の場合はあっという間に尿毒症になってしまう場合もあるためなかなか判断が難しいところもあるんですが、何に関しても言えるのが、やっぱり普段から様子を気にしてあげるのが大事です。

 

そして一番は、病気に関して知識をつけておくことかなと思います。

 

その子に起こりうる病気に関して事前に知識をつけておくことは、病院を選ぶ上でも参考になるし、自分にも動物にもメリットばかりなので、普段ちょこっとネットサーフィンするくらいでもいいのでオススメですよ^^

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